

副皮除去術
デリケートゾーンのお悩みを抱えている方は以外と多くいらっしゃいますが、なかなか人に相談できずにいる方がほとんどではないでしょうか。
大きさや形、臭いなどが人とくらべて普通なのかどうかをお悩みの方は、女医による丁寧なカウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
副皮とは?
副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状になっている皮膚のことです。
副皮には個人差が大きく、全くない方や、片側だけある方、また、二重、三重になっている方と様々なケースがあります。そのため、正常な大きさというものはなく、必ず手術が必要ということはありません。また、小陰唇や陰核包皮と一体となっている場合も多く、小陰唇縮小術と併せて施術を行う方が多いです。
副皮と小陰唇のバランスが重要であるため、どちらか一方を切除してアンバランスになってしまう場合もあるため、小陰唇や陰核包皮などの他部位とのバランスをみながら手術が必要かどうか診察させていただいております。

副皮除去術とは
副皮除去術は、デリケートゾーンの余分な副皮を切除する施術で、婦人科形成分野の施術のひとつです。副皮が原因のデリケートゾーンのニオイや炎症などのお悩み改善を目的としています。また、小陰唇縮小術と同時に行うことが多く、併用することで、全体的なバランスを整えることができます。副皮とは小陰唇からつながる皮膚の余りの部分で、小陰唇切除やクリトリス包茎の手術と組み合わせて行うことが多いです。

副皮除去術の主な適応
- 衛生管理: 副皮により陰部が覆われていると、汗や分泌物が溜まりやすく、炎症や感染症(包皮炎など)のリスクが高まることがあります。
- 見た目の改善: 副皮があることで外見上の悩みを抱える人もおり、見た目の改善目的で手術を希望することもあります。
- 機能改善: 性交時の障害や痛みがある場合、副皮を除去することで改善が見込める場合があります。
手術の方法
局所麻酔下で行います。
皮膚を適切な範囲で切除し、必要に応じて縫合します。
手術時間は比較的短時間で、日帰り手術が可能です。
注意事項
術後管理: 傷口の感染を防ぐため、清潔に保つことが重要です。
合併症のリスク: 出血、感染、感覚の変化などが生じる場合があります。
30分~60分程度
局所麻酔
術後3日~1週間
血流が豊富な場所のため、傷跡は目立ちません。腫れや赤みは個人差はありますが、1~2週間ほどで治まります。
※個人差があります
通常手術(抜糸あり):10日―14日後に抜糸含め受診
抜糸なし手術:約7日後に経過診察に受診
抗生剤と痛み止め内服3日間 外用1週間
シャワーは翌日から可能。
入浴はお体を温めると腫れが長引く場合がありますので、ワンデー(抜糸なし)は2週間、抜糸ありは1ヶ月間は避けてください。
ワンデー(抜糸なし)は2週間、抜糸ありは1ヶ月後から可能。
※仕上がり・痛み・ダウンタイムには個人差があるため、術後の経過によってこの限りでない場合がございます。
当日は長時間の歩行は避け、帰宅後安静にお過ごしいただき、必要以上に患部は触らない様にしてください。
通常のデスクワークは翌日から可能ですが、痛みを抑えるエクスパレルの併用をおすすめします。
料金
メニュー | 価格 |
---|---|
片側 | ¥59,400 |
両側 | ¥100,650 |

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この記事の監修者

咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、 美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、 皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。