

Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーについて
しみ(老人性色素斑)・ソバカスにはQスイッチルビーレーザーが適しています。確実に取りたい方へおすすめの治療法です。
施術の流れ
医師による診察・スタッフによるカウンセリング
記録写真撮影(肝斑の有無もチェックします。)患者様のお悩みやご希望をお伺いします。
産毛がある場合は剃毛を行います。
眼の保護のためシールドを装着し、患部をアイスキューブでクーリング(必要時には麻酔)します。
その後患部へレーザーを照射します。
患部をアイスキューブでクーリングします。
照射部位へ軟膏を塗布しガーゼを茶色いテープで固定し保護します。
注意点
- 個数が多い場合は、1回で全部に照射することはせずにテスト照射を行なっていただきます。
- 後天性真皮メラノサイトーシスの場合はレーザー治療を行う前にトレチノインゲル/ハイドロキノンゲルによる前治療を行っていただく場合が有ります。
アフターケア
- 施術当日から入浴可能です。テープを剥がさずに入浴・洗顔してください。
- 基本的にはテープは約2週間、次回の診察まで貼りっぱなしにしていただきます。
- テープの上からファンデーションやコンシーラーを塗っても構いません。
- テープが剥がれそうになったら、上から新しいテープを貼って補強してください。
- それでもテープが剥がれてしまったら、新しいテープを貼ってください。
- 次回の診察後、テープが取れます。その後は日焼け止めをご使用ください。
- 色素沈着予防のために、美白剤(ハイドロキノン)を使用いただくことを推奨しております。
副作用・後遺症
炎症後色素沈着
皮膚のメラニン色素を破壊する時に生じる熱により、熱を生じ軽いやけど状態になります。そのヤケドのために起こってくるのが炎症後色素沈着です。治療後2週間ほどでシミのとれた後の赤みが肌の色に戻ります。治療後2週間ほどでシミのとれた後の赤みが茶色みに変わってきます。その茶色みは元のシミの色より薄い場合と濃くなる場合があります。老人性色素斑の場合、約半数の方に炎症後色素沈着が生じるとされています。
肝斑が混在している場合やアフターケアが不適切な場合は、炎症後色素沈着が起こりやすいとされています。炎症後色素沈着は最長でも1年で消失します。
当院では少しでも炎症後色素沈着を減らすため、紫外線条件での写真撮影を行い肝斑を見逃さないようにしたり、症例によってはレーザー治療前にトレチノインゲルやハイドロキノンゲルを外用していただいたり、アフターケアをしっかり行っていただいたりすることにより治療後の色素沈着がなるべく起こらないよう十分に配慮しています。

色素脱失(肌の色が白く抜けてしまうこと)
効果を求めて強いレーザー光を照射することにより色素脱失生じることがあります。当院で採用しているThe Ruby Z1は照射野に均等な強度でレーザー光を照射できますので、適正な強度で治療行うことにより色素脱失が起こる可能性を少なくしています。色素脱失は生じてしまうと元には戻りません。
トレチノインやハイドロキノンによる接触皮膚炎(かぶれ)
トレチノインやハイドロキノンによる赤み、カサカサ、かゆみが起こることがあります。トレチノインでは慣れるまでほぼ全員に生じますが、程度がひどければ中止や濃度を薄めます。ハイドロキノンでも稀にかぶれが生じる場合がありますが、その場合、中止の上、医師にご相談ください。
※厚生労働省の認可を受けたQスイッチルビーレーザーです。安心して施術をお受け頂けます。
料金
メニュー | 価格 |
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1回(ビタミンC+トラネキサム酸+成長因子+ヒアルロン酸) | ¥8,800 |

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この記事の監修者

咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、 美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、 皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。